5/25 ホワイトタウンプロジェクト

昨日宮城県石巻市運動公園にある、WTP石巻トレーラー回送に必要な、自動車臨時運行許可番号(仮ナンバー)取得のため、石巻市役所に行きました。
そして、亀山市長に熊本地震でのWTP石巻トレーラーの活動報告も行って参りました。
2011年4月トーザイアテオ様、バンテックセールス様が用意してくださったスタッフ休憩所を、2011年5月7日の炊き出し活動終了後の2011年5月11日、石巻市、開北小学校校長、避難所責任者の同意を頂き、破損時はキャンパーが責任を持つ事を前提として、被災者の方々へのトレーラー貸し出し(WTP)はスタートしました。
その後、亀山市長の「次の災害に備え、石巻市はWTPを行う。」この一言からWTP石巻は本格的にスタートし、、ジャパンプラットフォーム様、日本RV協会様、そして多くの皆様のご協力を頂き、牡鹿半島にて26台の車両を展開し、5年が経過した現在も2台の運用を行っております。
今般の熊本地震にて、WTP石巻トレーラーにご入居される方々は、決まって「お幾らですか?」と聞かれます。
WTP石巻トレーラーは、被災された皆さんに無償で提供させて頂いています。
2011年5月11日以降、お金を頂いたことは一切ありません。
この5年間の私達の活動をご理解頂いている亀山市長にお願いし、WTPステッカーを持った写真を撮らせて頂きました。勿論FB等への掲載許可も頂いております。
入居される皆さん、安心してご利用下さい。

現在、西原村・山西小学校避難所のみで運用を行っておりますが、車両が増え次第他の避難所への配車も検討しています。
WTP石巻入居基準は、月齢の低い赤ん坊を持つご家族からと決めております。2004年中越地震の際に、炊き出しテントの前を行き来している赤ん坊を背負ったお母さんと仲良くなり、言っても聞かない乳幼児を持つお母さんのストレスを知ったときから、これが私達の入居基準となりました。
私達に力が無く、多くの皆様にご利用いただけない事が、残念でなりません。
平時運用が可能な、キャンプ場を持つ各行政の皆さん。
会社の福利厚生施設として、購入することが可能な法人の皆さん。
是非、WTP仕様のトレーラ購入をご検討下さい。
そして、災害発生時には、炊き出しからスタートし、ニーズ調査も同時に行っている「NPOキャンパー」に貸し出して下さい。私達が責任を持って、被災者の皆様にご利用頂きます。
そして、在庫車両を持つRV業界の皆さん。
車両をお貸し下さい。WTP石巻ステッカーを貼り、私達が責任を持って運用致します。
WTP石巻トレーラーに入居される方は、避難所とWTPトレーラーの快適さのギャップに、入ることを躊躇される方も居り、この辺りの調整は、避難所管理者のご理解とご協力が欠かせません。
山西小学校避難所では管理者との協議により、電源の問題もあるため、標準装備のエアコン、温水シャワー等の使用は控えているのが現状です。ですから、サイズの大きなパークモデルは、よほどのことが無い限り、WTP検討対象から外しています。
また、このWTPは、仮設住宅が出来るまでの数ヶ月を過ごす事を前提として設計致しました。日本人のメンタリティーとして、タイヤの上で落ち着いた生活を長くすることは、私達のような物好き以外、抵抗がある事も理解しています。
そしてキャンピングカー独自の使い方がある事も理解し、WTP専用車両はできる限り日本人の使い方にあわせた仕様としています。
この事は、牽引文化の有る米国民と、それを理解している米国FIMAの取組とは違います。

仮設住宅の用地確保ができ、建設が終わるまでの数ヶ月を、少しでもプライバシーがあり、家族単位で過ごす事の出来る環境を提供する事が、WTPの目的です。
学校の校庭に建設し、数年間校庭を占拠していると引け目を感じている避難者が居ることもご理解頂き、一時校庭をお借りする。これで有れば、開校にあわせ場所の移動も簡単にできるWTPの活用法をご理解頂けると思います。
私達は、国内のRV業界、米国のRVIA等にWTP標準仕様を公開する準備をしています。
多くの方々にご賛同頂き、災害時の簡易宿泊に特化したWTPを平時に用意し、各自が運用することで、今回の災害はもとより、次の災害に役立てる。そんな日本全国の行政をも巻き込んだ、共助社会に成ることを望んでおります。
WTPとは、法人設立時の目標の一つとして、キャンピングトレーラーで構成される町が白い町になることから、この夢を、ホワイトタウンプロジェクト(WTP)と命名しました